- 2022.07.04
- 腸もみ
腸は第二の脳
小腸、大腸には、脳と同様に多くの神経細胞が存在します。 その数は、大脳の神経細胞の約140億個に比べれば少ないものの、 約1億個と脳に次いで2番目に多い数です。腸以外の臓器では、反射運動は脊髄が関与し、中枢神経系からの指示で 動いていますが、腸は自律神経のほかに、脳や脊髄から命令を受けずに 自律的に臓器を動かしています。 そのため、腸は「第二の脳」と呼ばれています。
蠕動運動
最も大切な動きの一つが、大腸の蠕動運動です。 この蠕動運動は胃から腸までの長い道のりを最終的に便として排泄させるために 欠かせない運動です。 そして、それだけでなく、便意を起こしたり、たべものの内容を分析して 消化や九州に欠かせない酵素やホルモンの分泌を促します。 例えば、腐ったものを食べると下痢をしますが、 それは脳とは関係なく、腸が自ら判断して行います。 また、腸が疲れた時には、悪いものを食べたわけでもないのに、 下痢をすることがよくあります。 これも腸が自ら判断して、自分で腸の掃除をしています。 また、排便の回数や便の状態も自ら調節しています。
腸を元気に
食べ物で腸内環境に気をつけることはもちろんですが、 疲れて弱って動きが悪くなってしまっては、腸も適切な判断ができなくなってしまいます。
疲れをためないこと
身体の変化を敏感に感じ取り、疲れを感じたらマッサージやストレッチをして、 すぐに対処するようにしてください
ストレスをためないこと
日常で思うようにいかないことはたくさんありますが、 気持ちの方向性を変えてみてください
寝不足にならないようにすること
体内リズムを狂わさないよう、眠くなったら寝るを心がけてください