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  • 2022.09.07
  • 腸もみ

酪酸とアロエベラ

短鎖脂肪酸の一つである酪酸は、

腸内を弱酸性にしてカルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収を促進します。

腸内が弱酸性になることで、悪玉菌も抑えられ、善玉菌が住みやすい環境にしてくれます。

酪酸はぬか漬けや臭豆腐に含まれていますが、胃酸により死滅してしまうので食べ物で摂取することが難しい菌です。

通常、短鎖脂肪酸はエンドファイト(植物内生菌)が腸内で発酵することにより作り出されますが、乳酸菌やビフィズス菌は酪酸を作り出すことができませんが、

アロエベラのゲル部に含まれるエンドファイト(アロエベラ内生菌)には、酪酸を産生する菌が多く含まれています。

☆彡酪酸は長寿菌☆彡

長寿の方が多い地域で、元気な高齢者の腸内細菌を調べたところ、酪酸産生菌が多く検出されました。

酪酸は腸の上皮細胞を保護する働きがあるので、お腹の悩みを抱えている方にも良いです。

過敏性腸症候群・・・腹部不快感を緩和

潰瘍性大腸炎・・・粘膜治癒を促進